「銀座 かわの屋」スタッフBLOG

銀座5丁目並木通り 銀座藤小西ビル5階にて営業いたしております。 新品呉服からリサイクル、カジュアルな木綿や紬、小紋から、フォーマルな訪問着や色無地、振袖など豊富に取り揃えております。 希少性が高く、品質の良い着物や帯を集め、ご提供させていただいております。 こちらのブログやホームページでは、近年の伝統工芸作家作品や、重要無形文化財クラスの産地物まで、着物ファンの方なら楽しくご覧いただける珍しい着物をご紹介しています。 【ホームページ】  https://www.kawanoya.co.jp/ 【instagram】  https://www.instagram.com/kimono_kawanoya/ 【お問合わせ】  03-3572-5311  ginza@kawanoya.co.jp

2015年06月

昨日は夏を思わせる良いお天気でした。
雨露をたっぷり受けたあとの紫陽花は、濃くみずみずしく、
美しく色が変わるさまに思わず足を止めて見入ってしまいました。
2015061309500000


店頭にも真っ青な紫陽花をいけていただきましたが、
店内は梅雨を忘れるような、爽やかな花を染めた麻の帯が続々入荷しております。
IMG_0816

昨日ご紹介いたしましたローケツ染のエキゾチックな蘭の名古屋帯と
麻地には珍しい雪に細やかな花文様の古典的お柄の帯地はともの野口製です。

撫子の帯地も地色のグリーンが素敵で夏のシンプルなお着物にアクセントを与えてくれそうですね。
また、千鳥の帯は当店でお仕立ていたしておりますので、すぐに締めていただけます。
白い芯がほのかに透けて、濃い色の帯も粋になりすぎず、
どこか優しい着こなしになりそうです。
IMG_0817


 
昨日ご紹介したモダンな前柄です。
IMG_1727

こちらの染帯はお求めやすい価格でお柄のバリエーションも多く、
気軽に楽しんでいただけます。

浴衣をお着物としてお召しになりたい時や、上等な木綿のお着物、
そして小千谷縮から上布まで幅広くお使いいただける夏の麻帯です。

帯:手描ローケツ染 蘭の花 麻名古屋帯 工芸キモノ野口製
  (長さ)384cm (太鼓巾)31,2cm (前巾)16,2cm
  販売価格 有難うございました
  ※弊店にてお仕立ていたしました。

帯:波に千鳥 麻名古屋帯 工芸キモノ野口製
  (長さ)380cm (太鼓巾)31,2cm (前巾)16,4cm
  販売価格 有難うございました
  ※弊店にてお仕立ていたしました。 

帯地:黄色・雪に秋草  麻名古屋帯 工芸キモノ野口製
    緑・流水に撫子 麻名古屋帯地 工芸キモノ野口製
  販売価格 68,000円+税
  ※未仕立のお品ですので、お仕立につきましてはご相談ください。

麻のお着物、帯のご紹介が続きましたが、
夏のフォーマルをはじめ絽の小紋や、絽綴帯なども多数入荷しております。
夏のお着物は素材も楽しくブログで少しずつご紹介したいと思います。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

20日より「銀座かわの屋」では『親から子へ~玉那覇有公・有勝展』をさせていただきます。
多彩な素材に染めあげられた美しい紅型染の作品が着尺、帯地と揃います。

展示、販売予定の作品は一部をHPにてご紹介いたしておりますので、どうぞご覧ください。

また、6月27日(土)、28日(日)は玉那覇有勝先生にご来場いただけることになりました。
是非この機会にお立ち寄りくださいませ。

美しいキモノ2015夏号
                              
                              担当 富田

銀座 かわの屋
03-3538-7066
http://www.kawanoya.co.jp

銀座 かわの屋


ブログ更新情報をTwitterでお知らせしております。
銀座 かわの屋Twitter(@kawanoyastaff
↓こちらをクリックしてください↓
kawanoya_twitter
























20日より「銀座かわの屋」では『親から子へ~玉那覇有公・有勝展』をさせていただきます。
多彩な素材に染めあげられた美しい紅型染の作品が着尺、帯地と揃います。

展示、販売予定の作品は一部ですが、HPにてご紹介いたしておりますので、どうぞご覧ください。

さて、琉球のお着物も素敵ですが、今年は越後上布も多数入荷致しております。
宮古上布も、カ絣と亀甲のシンプルな美しいお着物が入りましたが、
本日は細やかな絣が並ぶ白地の美しい越後上布の着尺のご紹介です。
IMG_1732

左から右に変わっていく斜めのラインは
信じられないような精緻な絣で構成されていて、静かなイメージですが、
お仕立ていたしますと、きれいに並んだ線にリズミカルな変化が出てまいります。

そしてお召になる方の動きに沿って、極薄い越後上布は
ゆらりと独特な揺らぎを見せてくれます。

歩かれた時ももちろんですが、肩をすっと落とした時や
体を少し傾げたりよじった時に、
直線的で隙のないように見える絣の斜線に、ほんのすこし優しいカーブが生まれます。

シンプルに見える絣の奥深い美しさを感じていただける
真っ白な越後上布は夏の特別なお召し物です。

IMG_1734


野口さんの麻の帯は蘭が染められています。
IMG_1727


IMG_1729


イメージを変えて宮古上布の帯でシックな装いに。
IMG_1720

白が大変美しい上布ですので、色鮮やかな紅型の帯も大変良く合いそうです。

20日からの作品展に合わせて、玉那覇有公先生にお願いして
希少な重要無形文化財指定の越後上布の帯地の上に美しい紅型を染めていただきました。
9寸の帯地と8寸の帯地の両方に染めていただくことができました。

藍色の宮古上布、白い越後上布、どちらにも美しく映える素晴らしい帯ですので、
どうぞ20日よりはじまる『親から子へ~玉那覇有公・有勝展』に足をお運びください。

着物:本場越後上布 着尺 星野利光作
   ※未仕立品につきお仕立はご相談ください。
   販売価格 480,000+税

帯:手描ローケツ染 蘭の花 麻名古屋帯 工芸キモノ野口製
  (長さ)384cm (太鼓巾)31,2cm (前巾)16,2cm
  販売価格 有難うございました
  ※弊店にてお仕立ていたしました。

帯:重要無形文化財 宮古上布 名古屋帯
   (長さ)378cm (太鼓巾)31,2cm (前巾)15,6cm
   販売価格 160,000円+税

夏のお着物は素材も楽しくブログで少しずつご紹介したいと思います。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

また、6月20日(土)より「銀座 かわの屋」にて
『親から子へ~玉那覇有公・有勝展』を開催いたします。

玉那覇有公先生、有勝先生の希少な作品をはじめ、
琉球紅型の作家作品を展示販売いたします。

6月27日(土)、28日(日)は玉那覇有勝先生にご来場いただきます。
是非この機会にお立ち寄りくださいませ。
また、HPでも順次販売予定商品をご紹介させていただきます。
美しいキモノ2015夏号
                              
                              担当 富田

銀座 かわの屋
03-3538-7066
http://www.kawanoya.co.jp

銀座 かわの屋


ブログ更新情報をTwitterでお知らせしております。
銀座 かわの屋Twitter(@kawanoyastaff
↓こちらをクリックしてください↓
kawanoya_twitter























雨の多い季節になりました。
湿度が上がりますと、麻のお着物が恋しくなってまいります。

先日は能登上布の着尺をご紹介いたしました。
さて本日はHPには掲載していない、素敵な越後上布をご案内します。

毎年この時期になりますと、「銀座かわの屋」の店頭には
一年をかけて用意した様々な上布が並びます。

その中でも越後上布のお着物は一点一点、
それぞれに苧麻糸の味わいも違い、
さらに機屋さん、織り手さんの技術と個性が生き生きと感じられます。

一反が仕上がる迄に沢山の方の手仕事を積み重ね、
何か月もの時間が費やされる越後上布は、
その制作の過程での苦労を全く感じさせない、羽衣を思わせるような清らかな美しさです。


本日は少し珍しい、無地の越後上布のご紹介です。
IMG_1702

大変残念なことに練りに練って染められた微妙なベージュ色が上手く写りませんでした。

実物のほんのりと灰がかったけぶるようなベージュは格別な美しさで、
絹の色無地のように華やかではございませんが、
静かな強さと深みが感じられます。

麻の帯を合わせようかとも思いましたが、産地が同じ越後小千谷地方で織られた絹縮みに
野口さんの友禅染が美しい名古屋帯をのせてみました。


IMG_1705



静かな越後上布の透明感と黒い絹縮みの華やかな透け感が不思議とよく合います。
また格調高い江戸解文様も無地の越後上布にはぴったりです。
IMG_1703



がらりと雰囲気を変えて
宮古上布のモダンな柄の帯地をのせてみました。
IMG_1707



こちらの宮古上布の帯は透け感もあまりなく、
味のある糸が使われており、お単衣の上等な木綿のお着物などにも合わせていただけそうです。
IMG_1710


無地の越後上布ですので、糸にもなんともいえない味わいがあります。
IMG_1715


紫陽花がほのかに透けています。
微妙なお色目ですので、あまり透けすぎることもなくお召しなりやすいと思います。
IMG_1718


アップ画像です。
端正な糸は溜息がでるような越後上布の美しさの秘密でしょうか。
IMG_1741


宮古上布の帯のアップ画像です。
帯ですので、お着物の宮古上布や越後上布より
野趣を感じられる糸を使い、それがアクセントになっております。
IMG_1740


着物:本場越後上布 
   (身丈) 172cm  (裄) 68cm  (袖丈) 49cm
   販売価格 有難うございました

帯:竹垣に秋草 夏帯地 工芸キモノ 野口製
   ※未仕立のお品につきお仕立はご相談ください
   販売価格 330,000円+税

帯:重要無形文化財 宮古上布 名古屋帯
   (長さ)378cm (太鼓巾)31,2cm (前巾)15,6cm
   販売価格 160,000円+税

夏のお着物は素材も楽しくブログで少しずつご紹介したいと思います。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


また、6月20日(土)より「銀座 かわの屋」にて
『親から子へ~玉那覇有公・有勝展』を開催いたします。

玉那覇有公先生、有勝先生の希少な作品をはじめ、
琉球紅型の作家作品を展示販売いたします。

6月27日(土)、28日(日)は玉那覇有勝先生にご来場いただきます。
是非この機会にお立ち寄りくださいませ。
また、HPでも順次販売予定商品をご紹介させていただきます。
美しいキモノ2015夏号



                              
                              担当 富田

銀座 かわの屋
03-3538-7066
http://www.kawanoya.co.jp

銀座 かわの屋


ブログ更新情報をTwitterでお知らせしております。
銀座 かわの屋Twitter(@kawanoyastaff
↓こちらをクリックしてください↓
kawanoya_twitter





















風情たっぷりに山に咲くお花を描いたお単衣の訪問着は、
生紬の生地に薄墨色の暈しも美しく、大人のお洒落着です。
IMG_0776


夏のお出かけには夏ならではの小物使いで楽しんでいただきたいと思います。



さて、今年の夏も素敵なお草履が届きました。

足元はお洒落の決め手とも言いますが、
一日美しくお着物を着こなしていただくために、
しっかりと支えてくれる履き心地もとても大切です。

「銀座 かわの屋」では履き心地の良い台に少し個性的で楽しい鼻緒のお草履をご紹介しております。



なかでも年毎に貴重になっていく、パナマのお草履は
夏のお洒落をグンと高めてくれる最高の贅沢でもあり、お奨めいたします。

長く大切に履いていただきたい逸品ですので、
今年は使用するコルクも、さらに上質な物にバージョンアップして作ってくださいました。

IMG_0759

こちらはかかとが二段重ねになっておりまして、
下段はクリーム色のエナメルです。
デザインも面白いですが、痛みや汚れにくいという利点もございます。
他に、定番の全てパナマで巻いたタイプもございます。

また、足の乗る部分にたっぷりと綿をいれています。


パナマのお草履はおろしたての白っぽい色も美しいのですが、
何年もご愛用いただきますと、艶やかに、そしてほんの少し飴色になっていきます。

上等な紬のお着物もお召しいただくほど、糸はよりふんわりとして
お持ちになった方の愛着が増す程に、唯一のものに変っていくようです。

上等なお履物もお手入れをしていただきながら、
ぜひ、10年20年と大切にお使いになってください。


作家物の紬で作った鼻緒と
IMG_0764


粋なグレーで
IMG_0765


IMG_0766


型絵染の鼻緒と
IMG_0767



科布の台に
IMG_0792


IMG_0785



優しい白と
IMG_0783



夏のレース
IMG_0782


夏のお草履は素材も楽しく、
鼻緒は型絵や、小紋染め、レース等々、
そしてデザイナーさんが集めた麻や芭蕉などの素敵な裂も使われています。


お気に入りを探しに銀座に遊びにいらしてくださいませ。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

さて、いよいよ20日より、店舗にて玉那覇有公先生と有勝先生の親子展がはじまります。
この夏の「銀座 かわの屋」は琉球の染織作品を楽しくお伝えしてまいります。

6月27日(土)、28日(日)は玉那覇有勝先生にご来場いただきます。
是非この機会にお立ち寄りくださいませ。
販売予定商品は「銀座 かわの屋」ホームページにて、順次ご紹介いたします。
美しいキモノ2015夏号

また、5月20日発売の『美しいキモノ』夏号の誌面の
「銀座 かわの屋」 染めと織りを訪ねて という特集ページも併せてご覧ください。

                              担当 富田

                              
                             
銀座 かわの屋
03-3538-7066
http://www.kawanoya.co.jp

銀座 かわの屋


ブログ更新情報をTwitterでお知らせしております。
銀座 かわの屋Twitter(@kawanoyastaff
↓こちらをクリックしてください↓
kawanoya_twitter













6月より上布をはじめ、麻のお着物や帯をご紹介してまいりましたが、
お客様より問い合わせも多く、年毎に麻素材への関心が高くなっているように感じます。
本日は白地の着尺のご紹介です。

カ絣の能登上布です。
attachment06
こちらは少し前に織られたお品で、
着尺の状態での入荷はほとんどございません。

もう一点絣の入った小千谷縮の着尺のご紹介です。
attachment07

白地に絣を施した麻のお着物にもそれぞれに特徴がございますので、
ご用に合わせてご紹介させていただいております。

またHPでは大変希少な重要無形文化財指定の越後上布を何点かご紹介いたしております。

特に今年は美しい絵絣の越後上布が入荷いたしました。
そして、縞や格子のモダンな作品もございますので、
越後上布をお探しのお客様には是非ご覧いただきたいと思います。

さて、こちらも先日少しだけご紹介いたしました大変珍しい藤布の帯です。
attachment08

原始布と言われる藤や科は個性の強い糸で、魅力的である半面扱い難いとおっしゃる方もいらっしゃいます。
こちらの帯は驚くほどしなやかで、素晴らしい風合いに織り上げられています。

attachment15


更に美しい藍の型染めがほどこされています。
09

何世代も大切にされてきた裂を思わせるような風合いです。
作り手の方々のこだわりと手間は陰にひっそりと隠れ、
作品はさりげない美しさにあふれています。

今回はシンプルな能登上布にのせましたが、
絵絣の越後上布にも大変良く合います。

静かな印象の藍の型染め帯とコーディネートいたしましたので、
次は南国の華やかな染め、琉球紅型の帯をのせてみます。
9

城間栄順さんは沖縄のお花を麻地にたっぷりと染めていらっしゃいます。
attachment05


黄色にお花を染めた紅型染の帯は、店頭にもう一点、
宮城里子さんの作品もございます。
こちらは夏帯ではございませんので、単衣の白鷹お召のカ絣に合わせてみました。
attachment02


同じ紅型でも、作家さんにより色や柄、隈どりの入れ方と個性が違います。
attachment03


また、先程ご紹介いたしました、藤布の帯はしなやかですので、
上布以外の夏紬にも締められそうです。
同じく白鷹お召にのせてみました。
attachment00

今年は盛夏向けの白鷹上布も入荷いたしております。

着物:石川県無形文化財能登上布 カ絣 着尺
   ※未仕立品につきお仕立はご相談ください。
   販売価格 95,000円+税

着物:本場小千谷縮 着尺 小田工房作
   ※未仕立品につきお仕立はご相談ください。
   販売価格 75,000+税

帯左:藤布に藍型染 開名古屋帯 出羽の織座製
   (長さ)372cm (太鼓巾)31,6cm 
   販売価格 有難うございました

帯:本場琉球紅型 麻地 城間栄順作
  ※未仕立品につきお仕立はご相談ください。
  販売価格 275,000円+税

帯左:本場琉球紅型 開名古屋帯 宮城里子作
   (長さ)372cm (太鼓巾)30,8cm 
   販売価格 135,000円+税

白や藍のカ絣や亀甲はシンプルさが魅力で、大変人気がございますが、
絹、麻と素材も色々とあり、透け感や風合い、絣の入れ方もそれぞれ違いがございます。

夏のお着物は素材も楽しくブログで少しずつご紹介したいと思います。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

また、6月20日(土)より「銀座 かわの屋」にて
『親から子へ~玉那覇有公・有勝展』を開催いたします。

玉那覇有公先生、有勝先生の希少な作品をはじめ、
琉球紅型の作家作品を展示販売いたします。

6月27日(土)、28日(日)は玉那覇有勝先生にご来場いただきます。
是非この機会にお立ち寄りくださいませ。
販売予定商品は「銀座 かわの屋」ホームページにて、順次ご紹介いたします。
美しいキモノ2015夏号

また、5月20日発売の『美しいキモノ』夏号の誌面の
「銀座 かわの屋」 染めと織りを訪ねて という特集ページも併せてご覧ください。

                              担当 富田

                              
                              

銀座 かわの屋
03-3538-7066
http://www.kawanoya.co.jp

銀座 かわの屋


ブログ更新情報をTwitterでお知らせしております。
銀座 かわの屋Twitter(@kawanoyastaff
↓こちらをクリックしてください↓
kawanoya_twitter




















さて6月の「銀座 かわの屋」は盛夏に向けて、
夏ならではの上布や芭蕉布、藤布などをご提案してまいります。
HPでは型絵の楽しい帯や新垣幸子さんの帯、越後上布などをアップいたしますので、
ブログでは個性的な帯をご紹介いたします。

奥:八重山上布着物 手前左より・八重山上布帯・宮古上布帯・藤布帯
4


お着物は八重山上布です。
八重山上布独特の茶色の絣は紅露(クール)で染められた色で、
車輪梅(テーチ)を使う芭蕉布の茶色とは異なります。
また、八重山上布は宮古上布と比べますと、糸もやや太くしっかりしています。
沖縄の苧麻の伸びやかでいきいきした風合いが楽しめますし、
特徴のある絣も魅力的です。
03


こちらは当店でお仕立ていたしましたので、お寸法もたっぷりございます。
横段絣はお洒落でエキゾチックですね。
04


下の画像は昨日の芭蕉布です。比べていただくと同じような色目でも
それぞれに異なる魅力がございますね。
芭蕉布と松竹さんの帯
IMG_0774


八重山上布の帯
6
昨日ちらりとご紹介した松竹喜生子さんの八重山上布の帯です。
墨色がかった藍のグラデーションが都会的で、絣も独特で沖縄のお着物以外にも合いそうです。
白のカ絣のお着物に合わせたら美しい着姿になりそうです。
HPでご紹介いたしました新垣幸子さんの帯とは
同じ八重山上布でも個性が違います。
先日は白地の八重山上布の帯をご紹介いたしましたし、
今年は上布の帯は大変充実いたしております。

宮古上布の帯
7
縞の宮古上布の帯です。
触れるとひんやりとしたぬめりを感じるような、上等な手績み苧麻糸で織り上げた帯です。
夏のお洒落な間道の帯として、こちらもあれこれ合わせていただけます。
こちらも当店でお仕立てしたお品です。

白地か紺地が多い上布のお着物のどちらとでも合う色目と、
お着物の産地により趣の異なる絣それぞれに合う縞という魅力いっぱいの帯ですね。

アップ画像です。
5


糸の違いがわかります。
t02

着物:八重山上布 横段絣 
   (身丈) 163cm  (裄) 69cm  (袖丈) 49cm
   販売価格 有難うございました

帯左:八重山上布 開名古屋帯 松竹喜生子作
   (長さ)373cm (太鼓巾)31,2cm 
   販売価格 有難うございました

帯中:重要無形文化財 宮古上布帯 羽地美由希作
   (長さ)378cm (太鼓巾)31cm (前巾)16,2cm
   販売価格 220,000円+税
  
帯左:藤布に藍型染 開名古屋帯 出羽の織座製
   (長さ)372cm (太鼓巾)31,6cm 
   販売価格 有難うございました

もう一点の藤布の帯は次回詳しくご紹介いたします。
夏のお着物は素材も楽しくブログで少しずつご紹介したいと思います。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

また、6月20日(土)より「銀座 かわの屋」にて
『親から子へ~玉那覇有公・有勝展』を開催いたします。

玉那覇有公先生、有勝先生の希少な作品をはじめ、
琉球紅型の作家作品を展示販売いたします。

6月27日(土)、28日(日)は玉那覇有勝先生にご来場いただきます。
是非この機会にお立ち寄りくださいませ。
詳細は「銀座 かわの屋」ホームページにて、後日お知らせいたします。
美しいキモノ2015夏号

また、5月20日発売の『美しいキモノ』夏号の誌面の
「銀座 かわの屋」 染めと織りを訪ねて という特集ページも併せてご覧ください。

                              担当 富田

銀座 かわの屋
03-3538-7066
http://www.kawanoya.co.jp

銀座 かわの屋


ブログ更新情報をTwitterでお知らせしております。
銀座 かわの屋Twitter(@kawanoyastaff
↓こちらをクリックしてください↓
kawanoya_twitter














6月になりました。
梅雨というより夏の始まりのようなお天気ですね。

毎年「銀座 かわの屋」では北と南の上布を揃えてご紹介いたしております。
今年も一年かけて集めた、それはそれは美しい麻の逸品を店舗に並びます。

年々麻のお着物への注目が高まってきているように感じますが、
織りあがるまでに大変な労力のかかる上布はますます希少になってきております。

例年より少し遅れてのご案内になってしまいましたのが、
その分、「銀座 かわの屋」らしく楽しく様々なタイプの上布と
それに合う上布の帯も入荷しております。

また、今年は野口さんの麻の染帯も沢山注文いたしましたので、
着こなしのバリエーションも今まで以上に広がり、お好みに合わせてご紹介できそうです。

ブログではHPでご紹介しきれない上布や芭蕉布のお着物や、希少な原始布の帯、
そして少し気軽な麻のお着物もご紹介していきたいと思います。


店内は紫陽花と芭蕉布で涼やかにお客様をお待ちしております。


芭蕉布のお着物と科布に型染の帯
IMG_0772

こちらの芭蕉布は絣が黒く濃く、冴え冴えと印象的です。
ディスプレーをしておりましたら、濃い色の帯をのせてみたくなりました。

伝統的なお柄で一見シンプルに見えますが、一巾に隙間なく絣が並び、
絣を組み合わせて模様を表していますので、手間と根気のいる作品です。

それでいて素朴な楽しさもあり、芭蕉布でしか味わえない魅力にあふれています。

芭蕉布は今年も何点かご用意いたしましたので、
ぜひそれぞれの魅力を感じてくださいませ。



松竹喜生子さんの八重山上布の帯と
IMG_0774

横段の凝った絣と美しい色で大人気の松竹着生子さんの藍のシックな帯が入りました。
大変素敵な帯ですので、詳しくご紹介したいと思います。

また、『玉那覇有公・有勝親子展』を今月はさせていただきますので、
紅型帯のファンの方には本当に沢山の作品をこの夏はご紹介できそうです。

そして『玉那覇有公・有勝親子展』に併せて、
多数の琉球紅型の作家さんの帯地もご紹介しようと考えております。

沖縄のお着物にしか合わせられないのでは、と遠慮される方もいらっしゃいますが、
少し違った作風の明るく楽しい帯をと集めておりますので、そちらもご期待ください。


素敵なパナマのお草履も入りました。
IMG_0756

夏小物も充実しております。



夏のお着物は素材も楽しくブログで少しずつご紹介したいと思います。


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

また、6月20日(土)より「銀座 かわの屋」にて
『親から子へ~玉那覇有公・有勝展』を開催いたします。

玉那覇有公先生、有勝先生の希少な作品をはじめ、
琉球紅型の作家作品を展示販売いたします。

6月27日(土)、28日(日)は玉那覇有勝先生にご来場いただきます。
是非この機会にお立ち寄りくださいませ。
詳細は「銀座 かわの屋」ホームページにて、後日お知らせいたします。
美しいキモノ2015夏号

また、5月20日発売の『美しいキモノ』夏号の誌面の
「銀座 かわの屋」 染めと織りを訪ねて という特集ページも併せてご覧ください。

                              担当 富田






銀座 かわの屋
03-3538-7066
http://www.kawanoya.co.jp

銀座 かわの屋


ブログ更新情報をTwitterでお知らせしております。
銀座 かわの屋Twitter(@kawanoyastaff
↓こちらをクリックしてください↓
kawanoya_twitter












↑このページのトップヘ