根津美術館の庭園の燕子花が見ごろです。
本物の燕子花と光琳の描く「燕子花図」の両方の美しい青を見ることができます。

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素晴らしいお天気で、陽の下で見る本物の青と緑色は目がくらむほどに濃く輝いてみえました。
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HPでは尾形光琳に影響を受け、酒井抱一に学んだ江戸琳派の代表的な絵師、
鈴木其一の「朝顔図屏風」を取材した夏帯をご紹介しております。

NYのメトロポリタン美術館には、尾形光琳の「八橋図屏風」と其一作の「朝顔図屏風」が所蔵され、琳派の代表作の二つの青い花を、その系譜とともにに鑑賞することができます。


「工芸キモノ 野口」さんの朝顔の美しい紺青色も大変に美しく、
庭園の燕子花と並べてご紹介したくなりました。
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上等な塩瀬に染められています。
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江戸琳派の代表的な作家さんの作品に基づく図案ですので、
椎と泥で染めた黒八丈のシックな縞着物に締めてみてはいかがでしょうか。
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グレーがかった柔らかいお色の黒八丈はお単衣に仕立てられています。




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帯締は墨藍の暈しが美しい道明製のものです。


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粋な江戸好みの4色暈しの冠組の帯締と組ませても素敵です。



江戸時代の帷子を彷彿とさせるような美しい御所解文様を、
粋な紫に染めた夏帯も入荷いたしました。
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透明感のある小千谷の特別な夏紬に染められています。
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向こう側のつつじの枝がほんのり透けております。
美しい透け感を撮影しようと御所解文様の帯越しに花を見ていると、
平安の時代に飛んで、御簾や夏の几帳越しにお庭の花を愛でているような、
ちょっと優雅な気分を楽しめました。
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こちらも「工芸キモノ 野口」さんならではの繊細で美しい京友禅の帯地です。
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前柄のイメージです。
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もう一本は「銀座 かわの屋」オリジナルとして染めていただきました
愛らしい千鳥の夏帯です。
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着物:黒八丈 縞 単衣
   (身丈)167cm  (裄) 69cm  (袖丈)53cm
   販売価格 220,000円+税

帯:「其一朝顔図」 絽名古屋帯地 工芸キモノ野口製
  ※未仕立て品につきお仕立はご相談ください。
  販売価格 125,000円+税

帯:御所解文様 夏名古屋帯地 工芸キモノ野口製
  ※未仕立品につきお仕立はご相談ください。
  販売価格 有難うございました
 

帯:波の丸に千鳥 絽名古屋帯地 
  ※未仕立品につきお仕立はご相談ください。
  販売価格 120,000円+税

春の美術鑑賞のあとは銀座に美しい染織品を探しにいらしてくださいませ。


                              担当 富田



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イベント詳細は、「銀座 かわの屋」ホームページをご覧ください。

銀座 かわの屋
03-3538-7066
http://www.kawanoya.co.jp

銀座 かわの屋


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