14日からの 樋口隆司『初夏のよそほひ展』
に先駆けて、店内では作品をご案内いたしております。

小千谷縮みと聞きますと、盛夏にお召し頂ける麻の着物を思い浮かべる方が多いかもしれません。

細やかなしぼが肌に触れる面積を小さくし、また風を通す、日本の湿度の高い気候に添った縮みの技術。

樋口先生は、この技法を絹にも施し、蒸し暑くなる単衣時期から盛夏とお召し頂ける着物をと研究を重ねられました。

それが、ご案内させていただきます「湯揉み絹縮み」です。

image


糸の細さ、しぼの細やかさ、軽さ、着用した時の着心地の良さ。実用性へのこだわりはもちろんのこと、お召しになられた時の美しさへのデザインや色使いにも先生の想いが込められています。

昨年、この絹縮みをご着用されたお客様からは「とても軽くて着やすい」「麻より涼しい」というお声を掛けて頂いております。

写真ではなかなかお伝えが難しいこの質感です。多くのお客様に手に取られて体感して頂きたく、ご来店お待ち申し上げております。

image


image


少し紫がかった黒地に多色の絣の縞がモダンな一枚。

単衣時期には、襦袢の色で透け感を調整されますと、夏日になったりする4月後半から10月上旬までご着用可能かと思います。

昨今の日本の気候の変化は、従来の着物の着用期間では、気温によっては難しい事も増えてまいりました。

樋口先生は、そんな気候に柔軟に対応出来る、着る方にとって着やすく、そして美しい一枚を、と、常にお考えになられています。

着尺 : 樋口隆司 作 湯揉み絹縮 『織彩縞』
販売価格 ¥290,000+税 単衣仕立代込

帯 :飯田 信州紬 夏九寸名古屋帯地
販売価格 ¥125,000+税 名古屋仕立代込

こちらの帯地も、単衣から盛夏とお締めいただけます。シンプルながらも、白い四角の連なりが爽やかアクセントとなっています。


image


紅型や型絵の帯とも相性よく素敵です。

帯 : 宮城里子作 本場琉球紅型 朝顔図
販売価格 ¥280,000+税


image


image



image


同じ多色縞のシリーズです。
少し緑がかった地色の優しさ。多色縞の紫の濃い絣部分がアクセントとなり、お召しなると、華やかさも感じられます。

今回は名古屋帯を合わせていますが、紗や絽綴れの格高な帯も合わせていただけます。

着尺 : 樋口隆司 作 湯揉み絹縮 『織彩縞』
販売価格 ¥290,000+税 単衣仕立代込

帯 :工芸キモノ野口製 立涌 夕顔文様 刺繍 絽生紬 九寸 名古屋帯地
販売価格 ¥290,000+税 名古屋仕立代込
image

image


帯 :工芸キモノ野口製 向日葵 立涌紋紗 夏九寸 名古屋帯地
販売価格 ¥160,000+税 名古屋仕立代込


ご案内

下記日程にて 樋口隆司先生のトークショーを開催します。


22日(土)、23日(日) 各日 13:30〜
トークショー
湯もみ実演
美と健康に良い地ビールのお話

こちらは予約制となります。
ご予約お問い合わせは、店頭までお電話にてお願いいたします。

昨年参加された方も、お気軽にご参加くださいませ。


樋口先生は、小千谷の地場産業復興にもお力を注がれ、小千谷では、日本酒はしご酒の会なども主催されています。

先生の魅力溢れるお話を是非お楽しみくださいませ。




担当 塚越


銀座 かわの屋
03-3538-7066

かわの屋Instagram
instagram

STAFF募集
ブログ更新情報をTwitterでお知らせしております。
銀座 かわの屋Twitter(@kawanoyastaff
↓こちらをクリックしてください↓
kawanoya_twitter